彼岸と此岸について

今日は彼岸と此岸についてですが、彼岸は皆さんよく聞かれる言葉だと思います。
お彼岸は、春分、秋分の日を「中日(ちゅうにち)」として前後3日間ずつ、各7日間を
さします。初日を「彼岸の入り」、最終日を「彼岸明け」といいます。「暑さ寒さも彼岸まで」
と言われるように、1年で一番過ごしやすい時期でもあります。
彼岸の意味は、仏教の言葉で「仏の住む世界」という意味で、いわゆる「あの世」ですね。
それに対してある言葉が、「此岸-しがん」と呼ばれる言葉です。彼岸に比べるとあまり聞きなれない
言葉ですよね。
では「此岸」とはどのような意味があるのでしょうか?
此岸も当然仏教の考え方で、「私たちの住んでいる世界」という意味があります。つまり「現世」です。
煩悩と欲にまみれたこの世界【此岸】で生き、死後、晴れて浄土【彼岸】で煩悩に煩わされることなく、永遠に
平穏無事に過ごせるとされています。
此岸と彼岸は三途の川を挟んで対峙しているとされ、此岸と彼岸の距離がもっとも短くなるといわれているのが
春のお彼岸にあたる3月20日前後とされています。
因みに此岸は中国語では「娑婆」と書き、俗世間の事を「しゃば」というのはここから来ているとされています。
信じる信じないは人の自由ではありますが、先祖を近くに感じることの出来る「お彼岸」はこれからも大切に受け継いで
ゆかなければならないと思います。

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